スポンサーリンク


上記の広告は一定期間更新のないブログに表示されます。新しい記事を書く事で広告が消す事ができます。

  

Posted by みやchan運営事務局 at

2010年09月07日

ファーストサインレッスン1回目

今日から9月レッスンスタートです♪
が、前日の時点での天気予報。

降水確率90%

赤ちゃん連れのお出かけには厳しいなぁ。
延期しようかなぁ。。。って思ってたんですが
朝起きてみたらいい天気。
ほっと一安心。と思いきや
玄関前の風景がいつもとちょっと違う。

いろんな置いていたモノたちが散乱したりひっくり返ったり。
洗濯物の竿も落ちてるよ。

実は昨日一日、前日の福岡日帰りのせいかダウン。
(往復高速バスの日帰りは無理があったみたい)
家事も何もかもほったらかして一日寝てたんですね。
網戸にしてて
「なんか風強いなぁ。でも気持ちいいなぁ」
って思ってましたが台風の影響だったんですね。
そういや長女が学校から帰ってきて
「帰り道風と雨がすごくって飛ばされそうでおもしろかった!」
って言ってたなぁ。。。
(それって危なかったんじゃん…)

とりあえず放置してた2日分の洗濯物を何とか干し
日曜日から放置してた部屋の掃除を何とか終え
(うまくごまかしたともいう…)
ファーストサインレッスン1回目のスタートです!



今日はゆずちゃん・しーくんと2組の親子のご参加でした。
ママへのレクチャーのあと
サインシート、教材絵本を使って。
そのあとはパネルシアターなどで動物のサインをレッスンしました。
お散歩で犬や猫に会ったり
動物園に行ったり
子どもたちは動物が大好きですよね。

うちの3人の子供たちのうち上2人は
犬を見てもゾウを見てもキリンを見ても

「わんわん」

っていう時期がありました。
(結構どのお子さんもあると思います)

が、生まれた時からファーストサイン育児をしてみた末っ子だけはそれがありませんでした。
初めて動物園に行ったのは確か8ヶ月くらいだったと思いますが
一つ一つの動物をじーっと見て
「あたししってるの!」と言わんばかり
全身で喜びを爆発させながら
手をいっぱい伸ばしてゾウのサインをしたり
首をいっぱい伸ばしてキリンのサインをしたりしてました。

ファーストサインによってモノにはそれぞれ意味や名前がある(概念)ってことを理解しているからなんでしょうね。

かと言って生まれたばかりから始めないと無理ってわけじゃないですよ。
確かによりベターだとは思いますがいつから始めても遅くはないです。
(おしゃべりが上手になってからはもうしなくていいと思うけど)

今月2歳になる娘ですが最近は言葉にできる単語がぐんと増え
おしゃべりもじょうずになり先日は初の2語文も。
(しかし初めての2語文が「あめ ちょーだい」だった…)

でもまだまだ上手に発声できない単語はサインに助けられています。
サインをして伝えようとしてくれるから
こちらも何をしてほしいのか分かってあげられる場面もあります。
これが分かってあげられないとお互いにイライラして
ストレスになったりしますもんね。

ただ全てわかるわけじゃないです。
やっぱり分からないときもあります。
でもお互いにスムーズに気持ちが伝わる場面が
1つでも多いと全然違いますよね。

2歳を前にしてすでに魔のイヤイヤ期に突入してるっぽい次女。
まだまだファーストサインに助けてもらうことになりそうです。


明日はベビーマッサージレッスン。
4組の親子が遊びに来てくれる予定です♪  


2010年09月07日

ワン&オンリー宮崎いのちの会 いのちの講演会

ワン&オンリー宮崎いのちの会 第2回いのちの講演会

少し前の9月4日土曜日。
「こうのとりのゆりかごからのメッセージ」~いのちを守る勇気の輪を広げよう~に行ってきました。

子どもたち3人は事前にお願いしていた託児ルームへ。
次女だけ離れるとき「いや~ん…」と半べそでしたが
「おかあさん、イタイイタイ行ってくるから」
と言ってみたらこわばった顔で
「バイバイ」と手を振ってました(笑)

今日の講演会は円ブリオ基金の活動をされている
ワン&オンリー宮崎いのちの会さんが主催の講演会。

円ブリオ基金は8週までの胎児(エンブリオ)と
お金の一番小さい単位である1円(お金の赤ちゃん)
をかけた言葉が由来だそう。

「1人で1億円寄付しようと思うと大変だけど
1億人が1円ずつなら簡単にできる」ということで
一口1円の善意の集まりで
経済的理由や周囲・パートナーの反対などで
出産に悩む妊婦さんの支援をしているそうです。
(知らなかった!)

「妊娠したけど主産するお金がない」
「赤ちゃんが生まれてくるけど出産準備用品を準備できない」
など妊婦さんの相談に乗ったり無利子で資金を融資するほか
こういった講演会などでいのちの大切さを訴えています。
(妊娠SOSほっとライン 0120-70-8852)

講師の先生はさまざまな意見がある中
「赤ちゃんポスト」(こうのとりのゆりかご)を設置した
熊本市慈恵病院院長の蓮田太二先生と
看護部長の田尻由紀子先生

赤ちゃんポストを設置した経緯と現状。
そして赤ちゃんポストだけでなくこれからの社会の問題点etc…

スーパーでこの講演会のポスターを目にし
「慈恵病院・赤ちゃんポスト、聞いたことある!話を聞いてみたい!」
とかなり軽い気持ちで行ったんですが
ほんとに行かせてもらってよかったです。
ダラダラとまとまりのない文章で読みにくかったり
意味が分からなかったりすると思いますが
自分が聞いたことを覚えておきたいのでここで記録させてください。


「こういうものを作っておいて矛盾してるとは思うけど
本当は使われたくない。これがどんどん活用されるのではなく
その前に相談してほしい。そうすれば『他に道があるよ』
っていうことを伝えてあげられる」

「こうのとりのゆりかご(赤ちゃんポスト)はシンボルとしての役割
事前相談こそが本当の目的」
とおっしゃっていました。

運用され始めてからの3年間で57人の赤ちゃんがポストに入れられたそう。
熊本や九州だけでなく全国から利用されているそうです。

またこういった取り組みが報道されてから慈恵病院には
全国から多くの相談が寄せられているそう。中には
「今、家で出産しちゃったんですけどどうしよう…」(10代)とか
「娘が中学生なのに妊娠してしまってもう25週」とか
そういった本当にリアルどころじゃない電話もかかってくるそう。

性の低年齢化や他者に無関心な社会も大問題だと。
(今中学3年生の女子で初体験という子が全体の30%だって…)

赤ちゃんポストがすでに当たり前なドイツでは
子どもに対する考えが違っていて

日本…子どもは親のもの
ドイツ…子どもは社会のもの

きっとちょっと昔はそうじゃなかったんでしょうけどね。
メディア漬の毎日で
受験や習い事が子どもにのしかかり
両親ともに仕事で忙しくふれあう時間も少なかったり。
コミュニケーション不足の社会がいろんな問題を引き起こしているだろうと。
(ベビマやファーストサイン・トークの授業などでも習ったことです)


でもいろんな事情でどうしても育てられないという場合もある。
そういう時日本はすぐ施設へ…となるけれど
本来子どもは「家庭」で育つべきだと。

日本には子どもがほしくてもできない
だから養子縁組を希望する夫婦がたくさんいるのに
制度としてなかなかできない。

施設の先生方が悪いわけじゃなく
一生懸命してくださっているけど
どうやったって24時間365日そばにいることは無理。

職員が辞めることだってある。でも小さな子供に
「明日からお母さんはお嫁に行くからね。もうすぐ新しいお母さんが来るから可愛がってもらってね」
なんてことが理解できるはずもない。
だからこそ里親に出すなら生まれてすぐが一番。

慈恵病院では、さまざまな理由で
「育てられないから養子に…」というケースには
(もちろんそれまでに相当カウンセリングした上)
仲介の団体を通して里親を探しているそう。

出産後、母親はすぐ目隠しをされ
一度も赤ちゃんを見ないようにしているそう。
そして里親はできる限り出産に立ち会ってもらい
分娩室のそばで産声を聞き一番に抱っこすることで
本当に出産したような気持ちになりその瞬間
本当の親子として結ばれるんだって。
(これがあるのとないのとでは全然違うそう)
ここまでされているそうです。

ちなみに一人の子供を施設で18歳まで育てたとして
生活費や教育費、さらに施設の人件費などもろもろ
なんと1億以上のお金がかかるそう(^_^;)
日本で里親希望として登録してる人が約7500組。
それがみんな家庭で育てられたら国や県の経費も減るのにって。

などなど他にも様々なお話を聞き、報道だけ見て
「赤ちゃんポストって確かに子どもを安心して捨てちゃう親が増えるんじゃないの?」
とか思ってましたが、設置した背景や思い
現在の状況を聞くことができまた違った見方ができるようになりました。

とにかく子どもは家庭で、愛情をたっぷり注いでもらってこそ
すくすく大きくなるもの。

そして一人でも赤ちゃんの命を救いたいと今も尽力されている2人の先生や
病院の方々に心から素晴らしいっ!と思います。

プラス、かなり蓮田先生ご高齢だと思うんですが
講演中、ご自分でPCを操作してお話されてるのにびっくりでした。
  


Posted by SSサイズのフミ at 12:53Comments(0)私自身のいろいろ。ひとりごと。